部活を引退して。
強制的にダンスを踊る時間がなくなったお嬢。
受験のために、バイトも辞めて、時間に余裕ができました。
今まで、部活、バイトと忙しい日々をすごしていたので、
時間ができたことを勘違いしてしまいました。
若いですね。
もうすぐ大学の推薦入試。
舞踊関係の学部に入りたい彼女ですから、
やらなければならないことは決まっています。
なのに、グダグダ。
しばらくは様子を見ていましたが、余りにも立ち直らないので、
雷を落としました。









なんでも専門でやろうとするなら、積み重ねが大切です。
日々の努力です。
ダンサーとしての体作り。動き。柔軟性。
プロが推薦入試の実技試験を見るのですから、その子がどこまで努力してきたか、
身体を作ってきたかなんてすぐ見破られてしまいます。
そして、ダンサーとして怪我をせずに長く続けるためには
日々の積み重ねしかありません。
強靭で柔軟な筋肉をつけ、どんなにシビアなシーンにも耐えうる精神と身体。
それは一夜漬けでできるものではありません。
今まで、ヒップホップを中心に踊ってきたお嬢の身体や筋肉は、
バレエやジャズダンスといったオールドスタイルで使う筋力を落とす結果につながっています。
しかし、行こうとしている大学はそのオールドスタイルをみっちりやるところ。
まずそのレッスンについていける筋肉を着けなおさなければ怪我をします。
だから、毎日のストレッチ。
週何回かのレッスン。
規則正しい生活。
それが必要なのに。
遊んでばかり。
夜更かし。
寝坊。
買い食い。
本当にダンスの道に進む気はあるのか!!
踊る気はあるのか!!!怖かったと思いますよ。
久しぶりにキレましたから
さすがに身にしみたのか、ボロボロと泣いていました。
幸い、jazzダンスのとてもすばらしい先生にめぐり合え、色々と引き上げてくださっています。
だからこそ、レッスン以外の時間を有意義に過ごさなければいけないのです。
もう自分の進む道をダンスと決めているのなら。
自分をプロデュースしなさい。
プライオリティを決めて行動しなさい。それを練習する時期に来ているんだと、話しました。
さて、どうなることやら。